自分の会社をつくるということ 口コミ・レビュー


Caught Reading / Jayel Aheram

僕は、数年前まで、『起業して成功するためには、これをやれ。』というような主旨の本を読んできいました。タイトルからして、その本を買って手元に置いておくだけで、成功した気分にさせてくれるような、素敵な感じだったのですが、こういった主旨の本は、まず中身が空っぽですよね。得るものが、ほとんどない。なんか、こう、僕としては、現役の社長さんが、本当に経験してきたことを知りたかったんですね。でも、こういう話って、高額なセミナーなんかに参加しないと、聞けないものだと諦めていました。

高額のセミナーと変わらない内容の濃さ

先日、本田晃一さんのサイトを見ていたときのことです。『経沢香保子さんという方の本が、ものすごくいい。』と紹介されていたので、早速読んでみました。なるほど、ものすごくいい本でした。(偉そうにすみません)何がいいのかというと、社長の仕事は、具体的にどんな仕事なのか?についてや、会社を経営するという事はどんなことなのか?など、経沢香保子さんが実際に起業して、会社を経営していく中で経験してきた話が、そのまま書かれていたのです。中には、「そんな事まで書いちゃっていいのかな?」と思うような、細かいことも書かれているので、これから起業しようとしている方には、ぴったりの本だと思います。

社長の資質とは

学ぶことが盛り沢山ではありましたが、その中でも、僕が印象に残った言葉をご紹介します。    

社長の資質とはあえて言うなら、結局あきらめないかどうか、石にかじりついてでもやっていく人間かどうか、ということではないでしょうか。ただ執念深くあきらめないのではなくて、自分が立てた目標に対してそれをしっかりやり遂げるという事です。
                                    『自分の会社をつくるということ』より引用

やはり、目標を持つことは大切ですね。僕は、一度決めたら何が何でもあきらめないたちなのですが、それだけじゃダメなんだと気付く事が出来ました。


自分の会社をつくるということ

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