仕事は楽しいかね?を読んで


Summer Reading 3 / KOMUnews

僕には、心を動かされた本が何冊かあるのですが、その中の一冊に「仕事は楽しいかね?」という本があります。この本は、僕がお世話になっている、経営コンサルタントの先生から薦めていただいた本だったのですが、今まで3回ほど読み返しました。題名からして、斬新な感じなのですが、もしも、いきなり「仕事は楽しいかね?」なんて質問されたら、「ドキッ」としませんか?僕がこの本の題名を初めて知った時は、結構ドキッとしました。ドキッとするってことは、仕事を楽しいとは思っていないってことですよね(笑)仕事は楽しむものじゃないみたいに、勝手に自分で決めつけているのかもしれません。

チャンスはどうやって掴めばいいのか

物語の主人公は、何処にでもいそうなサラリーマン。大雪のため、飛行機が飛ばなくなり、空港に閉じ込められていたところ、偶然、ある老人と出会うところからお話は始まります。実はこの老人。ただものじゃあ、なかったんですね。有名な成功者だったのです。そのことを知ったサラリーマンは、この老人から、たくさんのことを学んでいきます。ものすごく間単に内容をご説明してしまいましたが、僕はこの本からたくさんのことを学びました。なので、特に、「これから起業したい。」と考えている方には、是非読んで頂きたいです。たとえば、チャンスの掴み方。僕は、今まで「チャンスは、自分の意思とは関係なく、どこかからやってくるものだ。」と考えていたのですが、この本を読んでからは、「チャンスは目の前に転がっている。」と考えるようになりました。

チャンスに気付ける自分でいることの大切さ

コカコーラにしても、リーバイスにしても、製品が出来たきっかけは、みなさんご存知の通り偶然です。もちろん、ものすごく研究されて完成した製品もたくさんありますが、ヒット商品って、意外と偶然完成したものが多かったりするんですよね。僕は、「その偶然をチャンスと感じるだろうか?」と考えたわけです。僕が、コカコーラができる瞬間に、その場にいたとしたら・・・。「そんなもの、商品にならん!いつものヤツを早く作れ!!」と言ったんじゃないのか?リーバイスの場合、「ヨットの帆なんかズボンにしたって、売れるわけがない!」と思って、何もしなかったんじゃないのか?そう考えると、毎日の生活の中で、ヒット商品が生まれる瞬間に、実は何度も立ち合っているのに、僕が気付いていないだけだと思えてならなかったわけです。「色んなことを遊び感覚でやってみて、成り行きを見守る。」そんな考え方を、この本から学ぶ事ができました。


仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?