絵画教室で初めて絵を描く


Angkor Thom アンコール・トム / taylorandayumi

僕は、小さいころから絵を描くことが大好きでした。年を重ねるにつれて、描かなくなりましたが、「機会があればやりたいな・・・。」とは思っていました。
でも、大人になると、そんな機会なんて自分で作らない限りないですよね(笑)
なので、ずっと行動を起こすことはありませんでした。
ところが、先月の末、本田健さんのライフワークスクールに参加して、自己分析をしていたところ、『僕は、人、物、いろんな事柄を組み合わせて、自分を表現することが大好きなんだ。』と気づき、「絵を習い始めるなら今だ。」と決意。早速、絵画教室に申し込んだわけです。

赤、青、黄しか使わない

僕が通っている絵画教室は、『メゾン・ド・キミコ』というところなのですが、この絵画教室では、大変ユニークな絵の描き方を、楽しみながら習うことができます。まず、鉛筆などで輪郭を描くことはありません。輪郭は描かずに、すべて点々で描いていきます。しかも、色は赤、青、黄しか使わず、場合によっては白を使って自分で色を作っていきます。ですから、「こうやって描きなさい。」だとか、「この色はダメ。」なんてことは全くなくて、自分らしさがそのまま表現された絵になります。「絵を描くなら、うまくなきゃいけない。」という、僕の勝手な価値観は、一気に覆されました(笑)


そもそも絵を描くことに上手も下手もない

僕は、今日初めて絵を習いに行ったのですが、自由に絵を描いてみると、自分の内面や感性が、そのまま出るんだなということに驚きました。一見、僕がこれから起業することと、絵を習うことは全く関係ないように見えますが、根本的なところでは、つながっているんだなとわかったんですね。絵に例えていうならば、誰かと比べるから、上手だとか下手という基準が出てくるだけで、そんなことは意味がないんだなと。それよりも、自分はどうしたいの?ということが、とても大切なんだと感じたわけです。そして、単なる我儘ではない、自分らしさを大切にして、自然体でいられる場所があるということは、こんなにも穏やかな気持ちになれて、静かにワクワクするものなんだということを知りました。


キミ子方式スケッチ入門―逆転の発想で誰でも絵が描ける (楽学ブックス―アート)

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